キッチンリフォーム費用の目安は50～150万円！予算の考え方と安く抑える4つの方法を伝授

「キッチンを綺麗にリフォームしたいけどいくらかかるんだろう？」
キッチンのリフォームはそんなに頻繁におこなうわけではないので、どのくらいお金がかかるのかわかりずらいですよね。
コンロ部分だけを交換する場合やI型をL型に変更する場合など、どのようなリフォームをするかによって費用は大きく変わります。
当記事ではリフォームの内容別の費用相場と、費用を安く抑えるコツについて紹介します。
キッチンのリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

キッチンリフォーム費用は施工内容によって大きく変わる

弊社の過去の施工事例から算出すると、キッチンリフォーム費用で最も多い価格帯は50～150万円です。
しかし、施工内容ごとに費用は大きく違い、安ければ20～30万円で済むこともありますし、高ければ300万円以上かかることもあります。
そのため、これからキッチンリフォームの予算を立てる場合には、施工内容ごとの費用の違いを知っておくことが大切です。
ではなぜこれほど費用に差が出るのか、その理由を説明していきます。

キッチンリフォームの内容別費用相場

キッチンリフォーム費用は施工内容によって価格が大きく変わります。
価格が変わる要因となるのは主に以下の4つです。

換気扇やコンロなどの部分交換【30万円前後】

シンクやコンロ、換気扇、食洗器、棚など、キッチン内の一部分を交換するだけの場合は30万円前後となるケースが多いです。
故障で使えなくなってしまった場合などは、部分交換で対応するとよいでしょう。
ただし、導入する商品がハイグレードなものである場合や複数交換する場合は、もっと高額になることもあります。
交換する際はリフォーム業者とよく相談して、自分好みの商品を取り付けてもらうようにしましょう。

キッチンの交換・入れ替え【80万円前後】

キッチンを丸ごと交換する場合は、80万円前後が相場となっています。
もちろん安価なタイプを選べば安く抑えることもできますし、ハイグレードなタイプを選べばそれだけ費用も高額になります。
長年使っているキッチンを一新したい場合には、丸ごと交換するとよいでしょう。
交換する際にはサイズをしっかりと測って、新しいキッチンが既存の場所に収まるかどうかを確認することが重要です。

キッチンの型変更・レイアウト変更【150万円前後】

キッチンの形を変更する場合は、150万円前後が相場となっています。
これはレイアウトを変更することで、壁紙や床材の交換なども併せて工事する必要が出てくるためです。
2世帯で暮らすようになったなどで生活スタイルが変わったり、キッチンの使い勝手が悪かったりする場合は、思い切って型変更するのもおすすめです。
II型をU字型に変えるなど似たような形への変更であれば、150万円以下で収まるケースも多いですが、I型をアイランド型に変えるなどキッチンの向きを変える場合は、150万円以上かかるケースが多くなります。

代表的なキッチンの形としては以下の6種類があります。

①I型キッチン

②II型キッチン

③L型キッチン

④アイランドキッチン

⑤U字型キッチン

⑥ペニンシュラキッチン

キッチンの場所移動【250万円前後】

1階のキッチンを2階に移すといった場所移動のリフォームをする場合は、250万円前後かかるケースが多いです。
その理由は配管工事が必要になるからです。
水道・ガス・電気などの配管・配線を整備し直す必要があるため、大規模な工事をしなければいけません。
キッチン以外も含めて内装全体をリフォームするような場合は、キッチンの場所移動を検討する方も多いです。
費用は高額になってしまいますが、その分、今後の使い勝手も大きく変わります。

キッチンリフォーム費用を安くする4つの方法

キッチンリフォーム費用を安くする4つの方法を紹介します。

「こうすればもっと安く済んだなぁ…」と後で後悔することがないように、事前に抑えておきましょう。

方法①商品のグレードを高くしすぎない

キッチンには価格の安いものから高いものまで様々なタイプがあります。
当然グレードが高くなるほど機能的でオシャレになりますが、その分費用も高くなってしまいます。
業者にお任せしてしまうと思ったよりも高額のキッチンを取り付けられてしまうこともありますので、どのようなタイプがあるのか自分でしっかりと確認することが大事です。
リフォーム業者に商品カタログを見せてもらうなどして、費用と機能性のバランスを考えて最適な商品を取り付けてもらうようにしましょう。

方法②余分なオプションを付けない

キッチンリフォームには様々なオプションがあります。
例えば以下のようなものです。

商品カタログなどを見るとオシャレで綺麗に感じるため、思わずオプションを付けてしまいたくなります。
しかし、一度冷静になって本当に必要なオプションなのかを考えるようにしましょう。
もちろん必要だと感じるものは予算との相談にはなりますが、可能であれば取り付けてもらうのが良いでしょう。
衝動的に依頼してしまうと後で後悔することもあるため、家族と相談しながら慎重に決めることをおすすめします。

方法③補助金を利用する

キッチンリフォームには補助金が適用される場合があります。
適用条件になるのは、主に以下のようなリフォームをした場合です。

ただし、必ずしも補助金が適用するとは限りません。
制度によって細かい条件は違うため、ホームページ等でしっかりと確認するようにしてください。
補助金は国が実施しているものと、各自治体が実施しているものがあります。
事前に申請が必要な制度もあるため、リフォーム業者に依頼する前に確認することをおすすめします。
詳しくは別記事「キッチンリフォームで使える補助金制度について」をご覧ください。

方法④安い業者を選ぶ

同じリフォームをするにしても、依頼する業者によって費用は変わります。
これは業者によって人件費や商品の仕入れルートなどが違うためです。
しかし、安い業者かどうかを一目で判断するのはなかなか難しいですよね。
そのため、相見積りを取ることが重要です。
3社程度に見積りを出してもらって、最も安い業者に依頼するのがよいでしょう。
業者側にも事前に相見積りを取ることを伝えておくと、スムーズに話しが進みますし、もしかしたら割引をしてくれることもあるかもしれません。
どこの業者に見積りを出してもらうか迷ったときは、ぜひ弊社までご相談ください。
相見積りも大歓迎ですし、柔軟にご対応させていただきます。

まとめ

キッチンのリフォーム費用は、部分交換・キッチンの入れ替え・型変更・場所移動のどの施工を行うのかによって大きく変わります。
また、取り付ける商品のグレードやオプション内容、依頼するリフォーム業者によっても上下します。
まずはどのようなキッチンにリフォームしたいのかをイメージして、必要な施工やオプション内容をリフォーム業者とよく相談してみましょう。
その上で、補助金などの制度も活用できないか確認してみると、後悔のないリフォームができるかと思います。
キッチンリフォームに関してお困りごとがございましたら、ぜひ弊社『まごころ工務店』にもご相談ください。